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AACA賞2011
優秀賞
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ホキ美術館
AACA賞2011 優秀賞
ホキ美術館
作 者:山梨知彦+中本太郎+鈴木 隆+矢野雅規/(株)日建設計
選評
千葉市の東南九十九里に程近い所に広がる広大な昭和の森公園に隣接し、公園の豊かな緑を借景とした素晴らしい環境の中にこの美術館は立地している。クライアントである個人美術蒐集家の意向を受けて設計者は敷地の選定からかかわり、建築主との濃密なコミュニケーションの中から、上質な美術作品を観賞できる最大限な環境づくりを目指した美術館となった。
主として細密画の絵画作品を中心としたコレクションで、作品一つ一つに焦点を当てたLEDによる照明計画や、自然光を足元から採り入れる事による落ち着いた空間作り、全体をゆったりと回遊できる動線計画、エントランスの壁面につくられたアート作品を模した傘立て、壁面と一体となった手摺のディテール、絵画作品を常に変更できる様に考えられたマグネット式のピクチャーハンガー等々、様々に工夫されたデザインを楽しむ事ができる、緩やかに曲線を描いたギャラリー部分は、C型チャンネルの断面をした鋼板で構成され、コンクリート打放の基壇部から持ち上げられ、巨大なカンチレバーとなって特異な外観を構成している。コンクリート打放しの外壁と鋼板特殊ペイント仕上げのギャラリー部分との組合せは、彫刻的な形態となってこの建築自体がモニュメンタルではない落ち着いた美術作品に見える。
開館以来多くの来場者を迎えてこの地域のみならず広範の人々に、美術と建築を楽しむ時間を提供する事が期待される好ましい作品である。
選考委員 岡本 賢
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主として細密画の絵画作品を中心としたコレクションで、作品一つ一つに焦点を当てたLEDによる照明計画や、自然光を足元から採り入れる事による落ち着いた空間作り、全体をゆったりと回遊できる動線計画、エントランスの壁面につくられたアート作品を模した傘立て、壁面と一体となった手摺のディテール、絵画作品を常に変更できる様に考えられたマグネット式のピクチャーハンガー等々、様々に工夫されたデザインを楽しむ事ができる、緩やかに曲線を描いたギャラリー部分は、C型チャンネルの断面をした鋼板で構成され、コンクリート打放の基壇部から持ち上げられ、巨大なカンチレバーとなって特異な外観を構成している。コンクリート打放しの外壁と鋼板特殊ペイント仕上げのギャラリー部分との組合せは、彫刻的な形態となってこの建築自体がモニュメンタルではない落ち着いた美術作品に見える。
開館以来多くの来場者を迎えてこの地域のみならず広範の人々に、美術と建築を楽しむ時間を提供する事が期待される好ましい作品である。