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AACA賞2012
芦原義信賞(新人賞)
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神戸国際中学校・高等学校 河野記念 アルモニホール
AACA賞2012 芦原義信賞(新人賞)
神戸国際中学校・高等学校 河野記念 アルモニホール
作 者:(株)竹中工務店 大阪本店設計部、福垣哲朗・中西正佳
写真撮影 稲住泰広
写真撮影 母倉知樹
写真撮影 母倉知樹
選評
明石海峡や淡路島をのぞむ須磨の丘陵地に位置するキャンパスは、背後に里山を背負う自然環境に恵まれた敷地である。 既存の校舎群はコンクリート打放しのマッシブな正方形と円形によって幾何学的に構成されている。
それらは周辺の自然環境とは対比的なデザインである。 今回計画された体育館は既存キャンパスとの連携とデザイン的調和に配慮しながらも、豊かな自然環境との三次元的融合を図っている。
北側の里山から南側に傾斜する片流れの大屋根は、外壁の上部をガラスにして山の斜面に沿って浮遊するような、軽快かつ自然と調和したデザインとなっている。
また長大スパン20mの木架構によって構成された室内は三層に分けられた北側壁面の上下の開口部から里山の豊かな自然を見ることが出来る。
時々の光の変化と四季の移り変わりを感じる気持ちの良い空間となっている。 さらに床面から高さ1.9mの開口部は里山から室内を通り抜ける自然の風が心地よく、広場との連続性と一体感を増幅させている。
その広場のランドスケープは現存する植生をもちいて視覚的に里山と一体となった連続性のあるものにしている。シンプルな木架構による空間構成と自然との融合を主コンセプトにしたデザインは日本建築の特色である自然との共生と伝統美を感じさせる建築となっている。教育の場として良質な空間が実現できたと評価できる。
選考委員 岩井光男
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それらは周辺の自然環境とは対比的なデザインである。 今回計画された体育館は既存キャンパスとの連携とデザイン的調和に配慮しながらも、豊かな自然環境との三次元的融合を図っている。
北側の里山から南側に傾斜する片流れの大屋根は、外壁の上部をガラスにして山の斜面に沿って浮遊するような、軽快かつ自然と調和したデザインとなっている。
また長大スパン20mの木架構によって構成された室内は三層に分けられた北側壁面の上下の開口部から里山の豊かな自然を見ることが出来る。
時々の光の変化と四季の移り変わりを感じる気持ちの良い空間となっている。 さらに床面から高さ1.9mの開口部は里山から室内を通り抜ける自然の風が心地よく、広場との連続性と一体感を増幅させている。
その広場のランドスケープは現存する植生をもちいて視覚的に里山と一体となった連続性のあるものにしている。シンプルな木架構による空間構成と自然との融合を主コンセプトにしたデザインは日本建築の特色である自然との共生と伝統美を感じさせる建築となっている。教育の場として良質な空間が実現できたと評価できる。