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AACA賞2013
芦原義信賞(新人賞)
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日本圧着端子製造株式会社
AACA賞2013 芦原義信賞(新人賞)
日本圧着端子製造株式会社
選評
大阪の御堂筋から一本入った、周辺がオフィスビルと木造の町家が混在している一画に建てられた中規模のオフィスビルである。ビルのオーナーは圧着端子や電子部品の接続システムを製造するグローバル企業でその本社ビルである。本社ビルであるが故にオフィスとしての機能性や効率性にこだわらず、オーナーの自由な発想とそれを実現する設計者の新鮮な提案によって生み出された作品になっている。
平面プランは4分割され、各々がスキップフロアーとなってステップアップする二重螺旋構造を採用することによって、地上8階建のオフィスフロアー全体が空間的に接続し、且つ中央に設けた吹き抜けと階段によって視覚的にも一体感を創出している。オフィススペースが4分割される事のフレキシビリティーの制約が、スキップすることによって階層による分割を解消し、且つ各々のスペースの独立性も確保するという利点を作り上げている。
外装全体に施された木製ルーバーと共に内装のすべてに亘って木材を多用し、またオフィス家具としてテーブルや椅子をオリジナルな1ユニットによって、様々に展開できるアイデアも実現している。全体が極めてアットホームな雰囲気につつまれ、住宅の居心地良さをそのままオフィスとして展開しているユニークな空間に仕上がっている。
住宅作家としての設計者が初めて取り組んだ本格建築で、様々なアイデアを意欲的に提案し、それを積極的に採用したオーナーと共作した新鮮な建築であり、新人賞である芦原義信賞として高く評価される。
選考委員 岡本賢
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平面プランは4分割され、各々がスキップフロアーとなってステップアップする二重螺旋構造を採用することによって、地上8階建のオフィスフロアー全体が空間的に接続し、且つ中央に設けた吹き抜けと階段によって視覚的にも一体感を創出している。オフィススペースが4分割される事のフレキシビリティーの制約が、スキップすることによって階層による分割を解消し、且つ各々のスペースの独立性も確保するという利点を作り上げている。
外装全体に施された木製ルーバーと共に内装のすべてに亘って木材を多用し、またオフィス家具としてテーブルや椅子をオリジナルな1ユニットによって、様々に展開できるアイデアも実現している。全体が極めてアットホームな雰囲気につつまれ、住宅の居心地良さをそのままオフィスとして展開しているユニークな空間に仕上がっている。
住宅作家としての設計者が初めて取り組んだ本格建築で、様々なアイデアを意欲的に提案し、それを積極的に採用したオーナーと共作した新鮮な建築であり、新人賞である芦原義信賞として高く評価される。