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FARMUS 木島平
AACA賞2015 奨励賞
FARMUS 木島平
作 者:三浦丈典/一級建築士事務所スターパイロッツ
所在地:長野県下高井郡木島平平村大字上木島38-1
選評
秋も深まる10月末、飯山線飯山駅の東側を流れる千曲川に接するように位置する木島平村は雄大な山並みに囲まれ、豊かな田園風景とともに紅葉に彩られた自然の美しさのなかにあった。
「FARMUS 木島平」は村の農業の6次産業化の拠点施設として計画された。食品加工工場、マーケット、キッチンスタジオ、レストラン、カフェ、インキュベーターオフィスなど農産物とその加工、料理、販売などのプロセスをビジュアルに情報発信する場と村人の日常生活における交流の場および観光施設「道の駅」など多様な役割を担う場を旧トマト加 工工場の建物を保存活用することで実現した。近年の人口減少と高齢化は日本の農業の大きな問題であるがそのような状況を打破しようとする活動拠点である。
建物は旧工場の中心部であった大きな空間の周りに上記の施設を機能的に配置している。それらは半透明の白いビニールハウスのような小屋であるが、内部の採光、通風、構造的な補強にも寄与している。外装は農業用資材のあぜボードの下見張り、内部壁、床材は麦わらボードを使いローコスト建築を逆手に取って、全体としてユニークさを感じる建築となっている。また旧工場の歴史的メルクマールとして旧工場の設備の一部をモニュメントとして残したことに、古いものに新しい価値を見出す設計者の考え方が良く表れていた。
選考委員 岩井光男
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「FARMUS 木島平」は村の農業の6次産業化の拠点施設として計画された。食品加工工場、マーケット、キッチンスタジオ、レストラン、カフェ、インキュベーターオフィスなど農産物とその加工、料理、販売などのプロセスをビジュアルに情報発信する場と村人の日常生活における交流の場および観光施設「道の駅」など多様な役割を担う場を旧トマト加 工工場の建物を保存活用することで実現した。近年の人口減少と高齢化は日本の農業の大きな問題であるがそのような状況を打破しようとする活動拠点である。
建物は旧工場の中心部であった大きな空間の周りに上記の施設を機能的に配置している。それらは半透明の白いビニールハウスのような小屋であるが、内部の採光、通風、構造的な補強にも寄与している。外装は農業用資材のあぜボードの下見張り、内部壁、床材は麦わらボードを使いローコスト建築を逆手に取って、全体としてユニークさを感じる建築となっている。また旧工場の歴史的メルクマールとして旧工場の設備の一部をモニュメントとして残したことに、古いものに新しい価値を見出す設計者の考え方が良く表れていた。