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AACA賞2016
AACA賞
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G.Itoya (銀座・伊東屋)
AACA賞2016 AACA賞
G.Itoya (銀座・伊東屋)
作 者:中藤泰昭・面髙宏樹(大成建設(株)一級建築士事務所)
所在地:東京都中央区銀座2-7-15
選評
近年東京銀座の中央通りに様々なプロジェクトが展開され、銀座通りのイメージが変貌しつつある。その多くは銀座通りに面したファサードに様々なデザインを展開し、表層のイメージを競い合っている。その中で今回生まれ変わる事になった伊東屋の計画は、間口約9m、奥行約38mという特異な敷地形状をいかに解決するかが課題となった。そのコンセプトとしてGALLERIA(みち)をイメージし、中央通りと、背面のあづま通りを結びつける街路として、銀座通りの人の流れを店舗の中を通ってあづま通り側に導き、あづま通り側の活性化に役立たせている。
店舗の内法は7.6mで、その中に3台のエレベーター、7基のエスカレーター、2か所の階段を極限までコンパクトに配置し、両側の壁面に構造体と耐力壁、設備系の空調器、配管、配線を全て内包させ、さらに心柱による耐震対応を計る等、綿密な設計手法を駆使して内部空間を確保し、南北に通り抜けるガレリアのイメージを1階だけでなく、各階でも明るく爽やかな空間と共に感じさせる。その中に店舗、ホール、ビジネスラウンジ、レストランや、さらに野菜工場までもレイアウトされている。ショーケースを兼ね備えた可動壁によるエントランス扉や、その上部のダブルスクリーンによる吹抜空間は自然排気と日射対策の機能を持たせつつ、外観を構成する大きな要素となっている。建築の構成そのものを表現する外観は各階をまたぐ大きな ブレースまでもがアーティスティックな表現につながっている。狭い敷地条件を克服した設計密度の高さと、それを実現した施工精度によって完成した建築は、銀座の新しい景観として人々に感銘をあたえへ、AACA賞にふさわしい作品である。
選考委員 岡本 賢
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店舗の内法は7.6mで、その中に3台のエレベーター、7基のエスカレーター、2か所の階段を極限までコンパクトに配置し、両側の壁面に構造体と耐力壁、設備系の空調器、配管、配線を全て内包させ、さらに心柱による耐震対応を計る等、綿密な設計手法を駆使して内部空間を確保し、南北に通り抜けるガレリアのイメージを1階だけでなく、各階でも明るく爽やかな空間と共に感じさせる。その中に店舗、ホール、ビジネスラウンジ、レストランや、さらに野菜工場までもレイアウトされている。ショーケースを兼ね備えた可動壁によるエントランス扉や、その上部のダブルスクリーンによる吹抜空間は自然排気と日射対策の機能を持たせつつ、外観を構成する大きな要素となっている。建築の構成そのものを表現する外観は各階をまたぐ大きな ブレースまでもがアーティスティックな表現につながっている。狭い敷地条件を克服した設計密度の高さと、それを実現した施工精度によって完成した建築は、銀座の新しい景観として人々に感銘をあたえへ、AACA賞にふさわしい作品である。