フォーラム
第208回aacaフォーラム3/21(金)「パブリックアートの今」のご案内
拝啓 皆様益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は当協会の活動にご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
第208回aacaフォーラムの開催をご案内させていただきます。
世界をひとつに結び付けると期待されたインターネットは、人々をオンライン空間に閉じ込め、SNSは寧ろ個への分断を加速させ、「みんなのため」「自分ではない誰かのため」というパブリックの意識が希薄化しているように感じられことが多くなりました。再開発が進む都市では、多様性が謳歌され、一見すると豊かな文化や環境を享受できるように思えますが、「庶民の居場所」の静かな排除が進んでいるとも言われています。その中で改めて、共有の場である「みんなの居場所」としてのパブリックスペースやパブリックアートの意味が再び重要性を増しています。
「パブリックアートの今」を共通テーマとして3組のアーティストに登壇いただき、各々の活動の紹介と自らの想いをプレゼン、その後に3人の登壇者による鼎談と意見交換の場を設け、「現代におけるパブリックの意味・パブリックアートの意義」について、会員の皆さんの気付きに繋がるような新たな視座の発見を試みます。 敬具
平素は当協会の活動にご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
第208回aacaフォーラムの開催をご案内させていただきます。
世界をひとつに結び付けると期待されたインターネットは、人々をオンライン空間に閉じ込め、SNSは寧ろ個への分断を加速させ、「みんなのため」「自分ではない誰かのため」というパブリックの意識が希薄化しているように感じられことが多くなりました。再開発が進む都市では、多様性が謳歌され、一見すると豊かな文化や環境を享受できるように思えますが、「庶民の居場所」の静かな排除が進んでいるとも言われています。その中で改めて、共有の場である「みんなの居場所」としてのパブリックスペースやパブリックアートの意味が再び重要性を増しています。
「パブリックアートの今」を共通テーマとして3組のアーティストに登壇いただき、各々の活動の紹介と自らの想いをプレゼン、その後に3人の登壇者による鼎談と意見交換の場を設け、「現代におけるパブリックの意味・パブリックアートの意義」について、会員の皆さんの気付きに繋がるような新たな視座の発見を試みます。 敬具
登壇者
[1] German Suplex Airlines(前田 真治さん、風間 天心さん)[2] 菅 隆紀さん
[3] 山﨑 和子さん(aaca理事)
※モデレーター:萩尾 昌則(aacaフォーラム委員会)
会 場
株式会社サンゲツ PARCs Sangetsu Group Creative Hub住所:東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント12F
日 時
2025年3月21日(金)受付開始16:00フォーラム 16:30~18:30
【第2部】懇親会 18:30~19:30
定 員
40名(定員になり次第締め切ります。)(ネット配信は行いません。)
会 費
aaca会員2,000円 一般3,000円(懇親会に参加される方は左記金額+1,000円)当日会費の受付は行いませんので下記銀行口座にお振込みください。
三井住友銀行 三田通支店 普通8089627
一般社団法人 日本建築美術工芸協会 シンポジウム
※キャンセルの場合、参加費の返金ができませんので ご了承ください。
申 込
参加ご希望の方は下記URLから 3月16日(日)までに申込手続を行ってください。下記QRコード読取でも申込用Webページにアクセスできます。
https://ws.formzu.net/dist/S861623642/
登壇者 プロフィール
German Suplex Airlines(前田真治さん、風間天心さん)German Suplex Airlinesは、6人の作家が集い、独自の表現を社会にどのように浸透させていくかを考え、様々な分野のプロフェッショナルたちと協同しながら、プロジェクトとして実行することを活動の柱にしています。ジャーマンスープレックスとは、人の天地を逆さまにして床に叩きつけるプロレス技。German Suplex Airlinesは、天地がひっくり返るような概念の転換を生み出せはしないかと考えて活動しています。Airlinesには、ひっくり返ったものを上昇させるイメージを与えることなどが含意されています。
菅 隆紀さん
ストリートアートを出発点に持つ菅さんにとって、中央と辺境、あるいは表と裏、といった両極に位置する概念が重要なキーワード。ステッカーの剥がし跡、ぶちまけられた液体、路上で収集されるモティーフ、オーストラリア放浪時に道で見つけた牛骨、朽ちた空き家などの様々な形態を規格外のキャンバスとして採用するなどの実践により、表と裏という相反する二つの概念を攪拌。また、異なる場所で描く行為を通して共鳴しあうインスタレーション作品からは、共時性を環境に当てはめることで、希薄化した社会との接点を探り出そうとしています。
山﨑 和子さん
日本伝統の友禅染をベースにパネル絵を制作しており、近年では「時・空間」をシャープなストライプとグラデーションによるパターンを平面の中に創り出した構図の変化で生まれてくる錯覚の異次元の動の世界を表現しています。キャリアのスタート分野はインスタレーションでしたが、多摩美術大学絵画油彩専攻を卒業後はテキスタイルのデザイナーから染色分野に活動領域を変更し創作を開始。その活動が国内外から注目され、近年では海外でも高い評価を得ています。